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3大栄養素を見直そう!

前の記事の続きになりますが,妊娠しやすい体には,
酸素>水>3大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)>その他の栄養素(ビタミン・ミネラル)
が必要です。

酸素と水については,前の記事で書きましたので,今日は,3大栄養素について書きます。
一般的に,現代の日本人の食事をみると,脂質とタンパク質と炭水化物のすべてについて極端にどれかの栄養素が足りないという人はいないようです。

どれかの栄養素が足りないのではなく,たんぱく質と脂質についてはほとんどの人が取りすぎている傾向にあるようです。
私の場合ですと,たくさんお肉を食べていたわけではありませんが,タンパク質と脂質は取りすぎていました。

ちょっと,お菓子を食べただけでも,油が含まれていますし,ちょっとお肉やお魚を外食しただけでもタンパク質は十分に摂取できています。
何となく,赤ちゃんを育てるためには,たくさんのタンパク質が必要な気がしますが,タンパク質は,お肉やお魚・卵などの動物性たんぱく質だけでなくお野菜・豆にも入っています。

ですから,タンパク質の取らなさすぎを過剰に心配する必要はないようです。
それよりも,脂肪と動物性のタンパク質の取りすぎを気にする必要があります。
妊娠しやすい健康な体になるためには,納豆・豆腐などの植物性タンパク質を中心に取りましょう。

次に炭水化物ですが,精製されていない炭水化物を選びましょう。
ご飯だったら,白米でなく玄米を,パンだったら白い食パンでなく胚芽パンや玄米パン,パスタだったら胚芽パスタを選びましょう。

なぜかというと,精製された白いご飯・パンなどには,ビタミンなどの栄養素が少なくなっているだけでなく,食後に血糖値を急上昇させて膵臓や肝臓を疲れさせるからです。
いわゆる糖尿病の原因にもなりますし,何よりも妊娠するための健康な体からは遠くなってしまいます。
ですから,炭水化物を食べる時には,未精製のものを選びましょう。
茶色い食べ物で,妊娠率をアップさせることができます。

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