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不妊の原因が不明なときは？

不妊の原因には，男性サイドのものと女性サイドのものとあるのですが，いくら検査をしても不妊の原因がよくわからないというケースがあります。
また，たとえ不妊の原因がひとつ見つかったとしても，それだけが原因であるかどうかはわからないため，結局は妊娠するまで不妊の原因はわからないものなのです。

体外受精になると，卵子と精子がであって受精卵になるところまでは確認できます。
ですが，受精卵が移植後全て着床するわけではなく，受精卵の質にもよりますが，一般的に受精卵が着床できるのは３０％ぐらいといわれています。
着床の仕組みはよく知られておらず，研究してもなかなか着床率が上がらないのが実際です。

ですので，明らかな原因がある人も，そうでない人も不妊の原因がわからないというひとが結構多いのです。
不妊の原因がわからない場合は，とりあえず様子を見るか，体外受精にトライすることをお勧めします。
体外受精までトライすれば，確実に受精段階までは保証できます。
卵子と精子の状態もよくわかりますし，両方の相性もわかります。

ですので，不妊の原因がわからない場合には，体外受精まで治療をステップアップされるといいでしょう。